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【伝力】

異世界『伝界』の主要運用エネルギーである。
「思考思想、感情の起伏を他者に伝える際にもエネルギーは発生しているのではないか?」
という仮説から解明、運用に至った究極汎用エネルギーである。
量子力学としての1種の到達点であり
ありとあらゆる『エネルギー伝達』に応用可能と思われる。
厳密には
発生したエネルギー『伝気』を
システムで収集、精製したエネルギーが
『伝力』である。
人類にはある程度、脳内にシステム回路が備わっており、無意識下で運用していることが確認されている。
例:『歌や応援で元気が出る』
『罵詈雑言で気が滅入る』

伝界技術は機械的にシステム開発に成功しており
小型運用発展させたものが「天声システム」に使用されている。

こちらの世界ではオーバーテクノロジーとなるが
一部科学者が、存在に気づき
『纏力』呼称
非効率ながら運用に成功しているようである。